「車のほうが早く着くから車通勤にしようかな。」
「満員電車が嫌だから車通勤ってどうかな?」
車通勤のメリット・デメリットを教えてくださいな。
という方へ向けて、
- 片道1時間半の電車通勤
- 片道1時間10分の車通勤(うち高速が40分)
の経験がある私が感じた「車通勤のメリット・デメリット」を上げていきます。
「車通勤がしたい!!」
という人は参考にしてください。
車通勤のメリット
自分一人だけの空間
殺気立ってる通勤電車と比べて車は気楽です。
すし詰め満員電車で他人と密着しなくてもいいですし、痴漢冤罪におびえる必要もありません。
他人が寄りかかってきてイライラしなくて済むし、臭いが気になることもありません。
自分一人だけの空間だからできることを挙げてみました。
- 朝ごはんを食べながら通勤できる
- 飲み物も自由に飲める
- 歌いながら通勤できる
- 音楽をスピーカーで聞きながら通勤できる
まさに「自分の部屋」が移動するっていう感じです。
基本的に何でもできるのでリラックスしながら通勤できます。
思わず笑い声が出てしまっても車通勤なら大丈夫!
電車ならヤバい人なこと間違いなし!
電車の時間を気にしなくてもいい
東京のような数分後ごとに電車がくるような都会ならそこまで気にならないことですが、地方都市だと、
「1本乗り遅れると次の電車が15分後」
なんてことは良くあります。
これは、私のようなお腹がすぐ痛くなる人には大問題で、
「少しお腹が痛い気がするけど、遅れるのも嫌だし我慢して出発するか!」
「電車にのったけどお腹の痛みが増してきたぞ。でも途中下車すると15分もロスしちゃうから我慢するか」
「やばいもう無理だ!!!次の駅でとりあえず降りてトイレにいこう!」
「トイレの個室どこもあいてないじゃん!うーーーーーーーー」
ってなことがよくあります。
車通勤だとある程度融通が利くので、朝のトイレ時間の確保がしやすいです。
お腹の弱い人には大きなメリットと言えます。
雨でも傘を差さなくていい。濡れずに通勤できる。
雨の日の電車通勤ってすごい憂鬱です。
傘のせいで片手が不自由になるし、他の人の傘のしずくが気になるしで、いつもよりイライラします。
車通勤だと傘を持つ必要が無いので、いつもどおりの感覚で通勤できて快適です。
大きい荷物でも運べる・荷物を積んでおける
電車だと手で持てるサイズが限界です。
朝の通勤電車だと他人の迷惑になるので、運べる大きさはかなり限られます。
車通勤だと、大きい荷物でも気にせずに運べます。
会社に持ち込むかどうかは別として、もしかすると必要かも?っていう荷物を車に置いておけるというのもメリットです。
あとは昼ごはんを忘れたとき用のカップ麺も積んであります。
帰り道に買い物がしやすい
電車通勤だと買い物ができるのは最寄り駅から自宅の周辺程度です。
途中下車や乗り換え駅での買い物も、荷物がかさばります。
車通勤だと、通勤ルートの周囲は全て買い物可能エリアです。
買った荷物を車に載せて帰れるので快適です。
三密が避けられる(新型コロナウイルス感染対策になる)
最近の通勤電車は新型コロナウイルス感染対策として
- 窓が開いている
- リモートワークや時差出勤で混雑が緩和されている
- 全員がマスクを着用している
- 手すりを消毒している
という対策がされているとはいえ、リスクがないとは言えません。
車通勤だと自分一人の空間なので、三密になりようがありません。
会社によっては電車通勤から車通勤への変更を推奨しているところもあります。
車にかかる費用に手当てが出る優良な会社もあるとのことです。
エコではないですが、コロナ時代の一つの傾向なのかなーっと思います。
毎日快適です!
車通勤のデメリット
疲れていても眠くても運転しないといけない
車通勤の最大のデメリットです。
運転しないと家にたどり着かないので、疲れていても眠くても運転しなくてはいけません。
疲労や眠気があると事故のリスクが高まります。
特に、仕事が遅くなった雨の日の夜などは気をつけないと危険です。
疲労や眠気があるときの対策をまとめました。
- 仮眠をとる
- カフェインをとる
- 大声で歌いながら運転する
- 帰るのを諦めて会社かホテルに泊まる
- 車中泊をする
次の日も仕事のときはカフェインをとりながら大声で歌を歌いながら帰ってるよ!
ヤバイ人だね!
渋滞の可能性を考慮して家を早く出ないといけない
「道が渋滞してるんで仕事に遅れます!」
なんてことは日本の社会では許されません。
電車が遅延してて遅れるのは許されるのに不思議。
渋滞があっても時間までに会社に着くように、早めに家を出発しないといけません。
大抵職場に早く着いてしまいます。
会社によっては、始業時間ギリギリにしか来てはいけないというところもあると思います。
車の中や近くのカフェで時間をつぶすことになります。
スマホでYouTubeでもいいですが、何か自分のスキルアップになるようなものを見つけられるといいと思います。
運転中は何もできない
電車通勤だと、スマホで動画をみたり本を読んだりと、窮屈ながらいろいろなことができます。
もちろん眠たければ寝ててもいいです。
電車が勝手に目的地まで運んでくれるのであるいみ楽です。
一方、車通勤だと運転に集中する必要があります。
注意力のほとんどを運転に使う必要があります。
運転中できることは、ラジオや音楽を聴くことだけです。
電車通勤で、資格の勉強をしたり読書をしていた人にとっては、自分の時間が少なくなります。
意識が低いね!
通勤代が全額支給されるとは限らない
公共交通機関を使った通勤だと、費用は全額支給されます。
会社によりますが、車通勤の費用を全額支給する会社は少ないです。
国家公務員については、距離によって定額が決まっていて、ガソリン代程度です。
民間企業についても一般的には、1リットルあたりのガソリン代の基準が定められていて、通勤距離に応じて手当てが支給される場合が多いです。
高速道路の料金についても自腹になることが多いです。
通勤で車を使っていればオイル交換も頻繁にしないといけないですし、車の消耗も早くなります。
そういった目に見えない費用についても支給されるところは少ないです。
自動車保険についても、レジャー用途と通勤用途では差がありますが、自腹になります。
ガソリン代以外の費用も支給してくれる会社は優良企業です!
そういった会社で働いている人は絶対に会社を辞めないようにしましょう!笑
ほとんどの会社ではガソリン代程度しか支給されない。他の費用は自腹。
まとめ
車通勤のメリット
- 自分一人だけの空間で何でもできる
- 雨が降っても気にならない
- 大きい荷物も運べる
- 新型コロナウイルス感染対策になる
車通勤のデメリット
- 疲労や眠気があっても運転しないといけない
- 渋滞の可能性を考慮して家を早めに出発しないといけない
- 運転中は電車通勤のようにスマホや本が読めない
- 通勤手当がガソリン代程度しか支給されない。他は自腹
車通勤には大きな「自分一人だけの空間」というメリットがあります。
一方、事故の可能性や金銭面での負担が増えるという面もあります。
毎日のことなので、「運転が好きかどうか」というところもポイントになってきます。
できれば少しの間車通勤をお試しして、快適なようならそのまま継続、辛いようであれば電車通勤に戻す。
というようなことができればベストだと思います。
車通勤のメリット・デメリットを参考にしていただき、通勤手段の選択に役立ててください。