車通勤

車通勤の時間の限界は1時間15分。それ以上は考え直すべき理由

悩んでいる人
悩んでいる人
車で片道1時間の通勤ってどうかな?
片道50キロあるけど毎日通えるかな?

「就職・転職で長距離を車通勤することになりそうな方」

「電車通勤から車通勤に切り替えようと思っている方」

へ向けて、

「車通勤の限界の目安は片道1時間15分」

「実際に通勤予定の時間・経路を運転して通勤できるかを判断するべき」

について、実際にいろいろな距離・時間で車通勤経験がある私が、実体験を元に紹介していきます。

ぷりお
ぷりお
車通勤の限界については個人差・条件差があるから、ある程度の目安として考えてください!

車通勤の限界の目安は片道1時間15分

私は片道50キロの道を毎日通勤しています。

高速を使わないと2時間近くかかります。

一方高速を使うと最速で50分で会社まで到着します。

ただし、会社から高速料金は支給されないため、できるだけ高速道路は使いたくない。

いろいろ検証を重ねた結果、少しだけ高速を使うという方法にたどり着きました。

検証の結果、車通勤の限界は片道1時間15分です。

残業の程度によりますが、毎日無理なく通勤できるのはコレくらいです。

人間の集中力は長くても90分が限度」といわれているので、当てになる数字だと思います。

実際、1時間半ほどのルートで通勤しているときは、朝会社に到着するたけで大仕事を終えたような疲労感でした。

車通勤で片道1時間15分を超えるようなら、通勤方法や引越し・転勤・転職を考える必要があるかもしれません。

ぷりお
ぷりお
片道2時間を車通勤は辛くて1週間で諦めました!
こんな生活してたらいつか事故で死ぬぞと思ったよ!

長距離・長時間の車通勤は消耗する

長時間の車通勤は思ったよりキツイです。

心身だけではなく、金銭面での負担も大きいです。

長距離・長時間の車通勤はオススメしない理由を説明します。

事故のリスクが高まる

長時間の通勤ということは、家で過ごす時間が短くなります。

家に帰ってからご飯を食べて家事をして、娯楽の時間も少しは必要です。

どうしても睡眠時間を削る必要が出てきます。

そして、睡眠不足のまま朝から車で出勤することになるわけです。

17時間起きていると、血中アルコール濃度0.05%の作業能率と同じになるという研究があります。

17時間以上起きていると作業能率は、血中アルコール濃度が0.05%と同じレベルになってしまいます。これは自動車を運転していれば、「酒気帯び運転」と判定されるほどのアルコール濃度です。

https://allabout.co.jp/gm/gc/423224/?FM=compi_linkitem-2

言い換えると、

「睡眠不足での運転は飲酒運転と同じ」

ということです。

朝6時に起きたとすると、夜11時には17時間以上起きている状態になります。

車で会社まで片道1時間半かかるとして、夜の9時半まで残業すると、17時間以上起きて運転していることになります。

毎日定時に帰れる職場なら問題はないですが、残業が多い職場で働いている方は事故のリスクについて十分注意してください。

睡眠不足での運転は飲酒運転と同じくらい危険で事故のリスクがある

車通勤で効果的な眠気対策は? というような、 長距離を車通勤している人車通勤で眠気に悩んでいる人これから電車通勤から車通勤に切り替えようとしている人 ...

金銭面での負担が大きい

車通勤には色々な費用がかかります。

  • ガソリン代
  • 高速代
  • 自動車保険
  • オイル交換費用
  • タイヤ交換
  • 車自体が消耗

会社にもよりますが、支給される費用はガソリン代程度です。

ほかの費用は全て自腹です。

運転距離が長くなるほど自腹の金額は増えます。

車によってオイル交換の周期やタイヤの消耗度に違いがあるので、年間での金額をざっくり計算するといいと思います。

以下の記事でも「通勤代が全部支給されるとは限らない」ということを書いてます。

車通勤のメリットデメリットは?【電車通勤との比較】 という方へ向けて、 片道1時間半の電車通勤片道1時間10分の車通勤(うち高速が40分) の経験がある私が感じた「車...

実際に通勤予定の時間・経路を運転して通勤できるかを判断するべき

googleマップなどで調べると、ある程度正確な通勤時間と距離が分かります。

この距離と時間だけで通勤ができるかどうか判断するのは危険です。

実際に通勤することになる時間・経路を試運転してから判断するのがベストです。

  • 細くて曲がりくねった道
  • 交通量が多い道
  • 高速道路
  • 坂道
  • 運転マナーの悪い地域

などルートによっていろいろな条件があるので、実際に体感しないと判断できません。

少し体のコンディションが良くなくても、毎日無理なく通勤できるルートかどうかを確認してください。

毎日通うことができるかどうかが大事

高速通勤の場合クルーズコントロールがあると楽

最近では多くの車に装備されているACC(アダプティブクルーズコントロール)があると、疲労の度合いが全然違います。

アクセルもブレーキも踏まなくていいので足腰に負担がかかりません。

「車通勤のために車を買うぞ!」

という方はACC付の車をオススメします。

最近だと軽自動車(N-BOXとか)にも装備されているので、車選びの一つのポイントにしてください。

ぷりお
ぷりお
ACCはすごい楽です。
ただし楽すぎて眠たくなってくるので注意!

それでも車通勤しか方法がない方へ

車通勤の際の眠気対策や、楽しく通勤する方法について、以下の記事で紹介しています。

車通勤で効果的な眠気対策は? というような、 長距離を車通勤している人車通勤で眠気に悩んでいる人これから電車通勤から車通勤に切り替えようとしている人 ...
通勤中の暇つぶしには芸人の深夜ラジオがオススメ【車通勤】 というような、 「通勤が憂鬱でたまらない方」 「朝仕事に行くのがイヤで現実逃避をしたい方」 「通勤時間の暇つ...

まとめ

  • 片道1時間15分を超えるようだと車通勤自体を考え直したほうがいい
  • 長距離の車通勤は、事故のリスク・金銭面での負担が大きい
  • 通勤する前に実際のルートを試走して確認するのが大事

車通勤は電車通勤に比べて一人の空間であるということが最大のメリットです。

しかし、長距離・長時間での通勤となると事故のリスクや金銭面での負担が大きいです。

車通勤をする前に、一度どうするかを考えるきっかけにしてもらえればと思います。